野球選手が引退するまでに絶対知らなくてはいけない節礼(野球接遇.docx)

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私は生涯の半分以上を野球人生に費やしてきました。そして野球人生を終えた後、サラリーマンを経験し、治療家として各競技のアスリートに接し、経営者として様々なジャンルの人と接した中で「野球界の常識は世間一般の非常識」であることを痛感してきました。

恐らく私と同じ経験をした野球人は少なくなく、いつまでも変化することなく社会から取り残されて行っている野球界を憂えている人も少なくないでしょう。そんな野球界を少しでも変えるきっかけとして、野球メディア「takebat.com」や「野球肩革命所」を始めとして、各書籍でも現役時代に気づいておいた方が良いことを伝えてきました。

中でも「野球選手の節礼(せつれい)」いわいる「礼儀」に関して伝える機会が欲しいと思い、今回の書籍を記す運びとなりました。

野球界では礼儀を重んじる風潮があるため、野球選手の大半は「礼儀」ができていると思っています。しかし実は、野球人の語る「礼儀」は野球界の中でだけ通じる「礼儀」であって社会一般で通じる「礼儀」ではありません。まさかそんなことはない・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、まさしく私自身が思い込んでいた良い例でした。

私自身を例に出したので、私だけが特別で、現役時代から「礼儀」を欠いていたのではないか・・・と思われるかもしれませんが、人一倍まじめにどっぷり野球界につかって野球をやっていた自負はあります。

私は3歳の時から野球をはじめ、そのまま小学校、中学校と軟式野球を行いました。その後は、高校野球を経験し社会人野球選手として野球でご飯を食べるところまでは経験してきました。そして27歳まで現役生活を続けたわけですが、野球に関わった約25年間は、監督、コーチ、先輩の言うことは「絶対」で、目上の人に対しての敬語、挨拶は大きな声で行い、常に敬う気持ちを持って接することが当たり前の中で生きてきました。

それこそ挨拶一つ、声の大きさが先輩の意図にそぐわなければ、一発や二発殴られたり、蹴飛ばされたりするのが当たり前の時代です。選手が監督を始めとした指導者に血みどろになりながらグラウンドで闘っていた時代です。そんな時代が良いか悪いかの議論は置いておいても、そんな時代の中で生き残ってきたので、先輩や目上の人に対する「礼儀」は人一倍注力してきました。

そのため、こんなにも厳しい世界である野球界で生きのこってきたのだから、自分の「礼儀」は世間一般にも通じる、むしろ最高レベルの「礼儀」ができると完全に思い込んでいました。しかし、そんな思いは野球を辞めて一瞬で打ち砕かれることとなりました。

野球を引退してすぐは会社員をやったのですが、会社員のうちは上司が責任をとってくれるため、思いのほか自由に仕事ができていたように記憶しています。しかしその後、治療家として独立し、経営者として数々の事業の中で取引や駆け引きを行う中で、野球選手としての「礼儀」が全く通用することはありませんでした。

挨拶一つにしてもそうで、メールのやりとり、電話の受け答え、名刺一つも渡し方が分からずあたふたして恥ずかしい思いをしたことを今でも鮮明に記憶しています。

そんな自身の経験から明言します。「野球界の礼儀は一般社会では通用しない」ということを。そのため、現役で野球を行なっている選手には、私と同じ思いをしないように、現役時代のうちに社会一般の「礼儀」も知っておいて欲しいと切に願っています。

この書籍は、野球界では異例ともいえる、野球選手に向けた野球以外の知識を得るために記しました。商業的な話を考えれば流通にのせられるような大きな需要がないため、今までの時代であれば書籍を出版することも叶わなかったでしょう。

しかし、時代はこのようなニッチな書籍であったとしても必要だと思う人の所に届かせることができる手段があります。時代は凄まじいスピードで変化しています。いつまでも変化することなくとどまってしまっていては、野球選手以前に人間として生き抜いていくことも、ままならなくなってしまいます。

一般社会での「礼儀」は今まさに野球をやっている人にとって必要性は感じないかもしれません。そのため、野球を辞めた時に「そういえば誰かが言っていたな」と思える程度の記憶でも構わないので、本著を一読して何かのお役に立てたとしたら著者冥利に尽きます。

(「はじめに」より)

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